展示のお知らせ

「ウィズコロナ時代に、那珂湊の祭りにとって本当に大切なものをみんなで考える展」

日時: 10/4(日)〜10/24(土) 9:00〜17:00

場所: ひたちなか市那珂湊支所展示室

企画・取材・編集: 臼田那智

主催: みなとメディアミュージアム実行委員会

支援: 文化芸術活動の継続支援事業補助金


私自身が、以前からアート活動の対象としていた、300年以上の歴史を誇る「八朔祭り」

祭りにおける、風流物の屋台山車を各町内が世代関係なく引くこと、山車の前で揉み合いをすること、それは言葉を越えた、身体と身体で見えないイメージを伝え合う、真のコミュニケーションであります。

そして、皆が一丸ととなって、祭りを愛し伝統を次の世代へと繋いでいくことの美しさ、私はそれに年々惹かれていっています。


今年の祭りは、コロナウイルスの影響で軒並み中止となり、屋台山車を動かすことはできませんでした。

ソーシャルディスタンスとは程遠い、祭りにおける身体を伝った密なコミュニケーションは、どうやったら今の時代実現できるのか、どのように受け止めていくべきなのか、変えていくべきか否か、そのような葛藤を、祭りに関わる10組の方々とシェアしました。

祭りに対する思いから、コロナと祭りを絡めた質問に答えて頂き、テキストと映像にまとめて展示をしました!!


地域の祭りにフォーカスした展示ですが、祭りを知らない人が見ても、伝統の継承、まちづくりといったテーマを越えて、人間本来の大切にしていきたいことを、感じ取ってもらえる内容になっていると思いますので、ぜひとも足を運んでいただきたく思います。

プラスチック プラクティス プロジェクト

プラスチック プラクティス プロジェクトは、茨城県ひたちなか市那珂湊地区でのアートプロジェクトです。 那珂湊の伝統的な八朔祭りの風流物である屋台(山車)をモチーフに、子ども屋台部隊を発足。 湊に来る大学生、湊の高校生、中学生、小学生、未就学児童たちが子ども屋台をきっかけに出会い、変化し、私たち大人にたくさんのことを教えてくれます。 そんな一夏の記録から、このプロジェクトは始まります。